2020年に憲法改正?
まとめのまとめ
第九条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
○2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
↑現行の日本国憲法9条
↑前半部分(=第一項)=侵略戦争の否定
↑「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない」=戦力の不保持
↑戦力の不保持なら自衛隊はの保持はいいの?
↑「国際紛争を解決する手段」じゃないからok←!?
↑「前項の目的を達するため」じゃないからokという無理やり理論
- 第二次世界大戦後、GHQは日本に"戦争用の軍隊"はおろか"自衛用の軍隊"すら放棄させようとした(マッカーサー・ノート)
- しかし東西冷戦の最中、ソ連や中国に対する防波堤として日本に軍隊を持たせようとするアメリカ人が増える
- 芦田均元総理の活躍による芦田修正により「前項の目的を達するため」という一文が追加される
- この一言が入ったおかげで第二項は「侵略戦争のための戦力の不保持」と読める余地が出来た!
- 本当にそんな余地はあったの?ー>あった。憲法第六十六条第二項がそれを証明している
憲法第六十六条第二項
- 文民=軍人じゃない人=civilian
- わざわざ文民と書くということは軍人の存在を暗に認めている
- この「前項の目的を達するため」と「文民でなければならない」という言葉はセットでついてきた
- 時代は流れ、長年の政府見解では自衛隊は合憲とみなされていた
- しかし朝日新聞が2015年に憲法学者を対象に行ったアンケートでは40%が違憲と回答
(感想)
なぜこのタイミングで?と思ったが集団的自衛権問題、対中、対露問題、トランプの孤立主義などいろいろな要素が積もって出てきたのだろう
いつまでもアメリカに頼っているわけにはいかないし、トランプの「アメリカ人は命を投げ出して日本人を守る約束をしているのに日本人はアメリカ人が困っていても助けにこないから不公平」という感情論に反撃は出来ない
中国が実際に攻め入ってくるケースも考えて準備をしていくべき