今後十年の大予想(ヨーロッパ編):Decade Forecast: 2015-2025; Stratfor Worldview
https://www.stratfor.com/article/decade-forecast-2015-2025/europe
まとめのまとめ
- ドイツのGDPの50%は輸出から成り立っている
- つまり自国が消費する倍生産している
- よって輸出が上手く行かないと大変なことになる
- EUの規則はこの輸出を潤滑にしている
- この潤滑さがEU各国を勝ち組と負け組に別けた
- 勝(ドイツとかオーストリア)vs負(南ヨーロッパのギリシャとかイタリアとか)
- EUの決め事は勝ち組にだけ有利なことがしばしばあった
- EUはもはや一つでまとまっておらずUK,北欧,勝ち組,負け組の四つ巴状態
- 結果として自国優先主義のナショナリズムの台頭、EUの分断が見られ、このトレンドは今後も続く
- EUが決めたみんなの決め事から2国間での決め事が優先され始める
- EUの存在感<国の存在感 となる
- そもそも、ドイツは輸出に頼っているので不安定な経済
- 他国が関税をかけ始めたらドイツは大ダメージ
- 南ヨーロッパの弱小国は今後、特に農業で関税をかけ自国経済の建て直しを試みる
- 人口問題もあるドイツ経済は今後十年下向きになる
- 代わりに人口問題も少ないポーランドが繁栄する
- ポーランドには対ロシアの役割も期待できる
- 結果としてポーランドの経済的、政治的地位の向上
- アメリカはポーランドと連携して対ロシア、ヨーロッパの安定の役割を果たす